9月は、備蓄を見直す月にしています。

今年は、家にあるものを一度すべて出し、置き場所と役割を整理し直しました。

その結果を一枚にまとめたのが、下の図です。

わが家の防災整理図

持ち出すもの・分担するもの・家で備えるものを、ひと目で整理

1私|持ち出しリュック

安全・照明
  • ホイッスル
  • ヘッドライト
  • 長期保存ライト(ケミカルライト)
  • 折りたたみアルミシート
  • レインポンチョ
  • 軍手
衛生
  • 丈夫なウェットティッシュ
  • アルコールウェットシート
  • 紙石けん
  • 口腔ケア用品(歯みがきシート等)
  • ドライシャンプーシート
  • BOS防臭袋 S
  • ジップロック M・L
  • ニトリル手袋
  • エチケット袋
  • 生理用品(多い日・夜用を考慮)
  • 使い捨てショーツ
  • シームレスショーツ
  • リップ
  • ハンドクリーム
  • 無印のオールインワン保湿ジェル
応急手当
  • アルコールシート 10包
  • ガーゼ 2包
  • 綿棒 10本
  • サージカルテープ
  • ネット包帯
  • 三角巾
  • ハサミ
  • 絆創膏を追加予定
情報・連絡
  • 油性ペン
  • 無印のマスキングテープ
  • 付箋 5枚
  • スマホ充電手段
食料・水
  • 500ml飲料水
  • えいようかん
  • 塩せんべい等
  • 夏:塩分タブレット
衣類春夏
  • オーガニックコットン半袖Tシャツ
  • 圧縮Tシャツ 1枚
  • ジョガーパンツ
  • エアリズムUVカットパーカー
  • 下着・靴下
秋冬
  • オーガニックコットン長袖Tシャツ
  • ヒートテック 1枚
  • ヒートテック系パンツ
  • レギンス
  • 下着・ヒートテック靴下
  • ウルトラライトダウン/パフテック
  • 防寒マフラー
  • カイロ
  • 必要に応じてボディウォーマー等
その他
  • メガネ
  • コンタクト用品
  • 携帯扇風機(夏)

まずは、自分で持ってすぐ避難できる基本装備

2家族で分担

男性陣の大リュックへ分担予定
  • 携帯トイレ
  • トイレットペーパー
  • BOS・ゴミ袋類
  • ニトリル手袋
  • ガムテープ
  • 給水袋
  • 飲料水(私より多め)
  • 食料
  • 各自のヘッドライト
  • 各自のホイッスル
  • 軍手
  • 着替え
  • メンズボクサーパンツ
  • 雨具
  • 季節の防寒用品

※ 男性陣はこれから実際のリュックに入れて、重量を調整。

貴重品サコッシュメイン・大
  • 家族分の重要情報・身分証等のコピー
  • 現金
  • 緊急連絡先
サブ・小
  • 少額現金
  • 身分証等
  • 必要最低限の貴重品

※ 全財産・原本を一つに集中させない。

3自宅備蓄

水・食料
  • 水 12L 〜 今後ゆっくり増量
  • レトルトご飯 10食
  • 缶詰 3缶
  • えいようかん 5本+追加予定
  • その他の食品はローリングストックで徐々に拡充
トイレ
  • 非常用トイレ 合計15回分
  • MOSHIMO HACK 50回分
  • もう1セット 65回分
  • 防臭袋
  • ゴミ袋
  • 手袋
生活
  • カセットコンロ
  • ガスボンベ
  • 各部屋に懐中電灯・ランタン
  • ヘッドライト 家族分
  • ヘルメット 家族分
  • ラップ
  • ゴミ袋
  • 手袋
  • ウェットティッシュ多め
  • 5Lウォータータンク×2
  • ドライシャンプースプレー

4寝室・猫・車

寝室
  • ライト
  • 無印「いつものもしも 防災スリッパ・かかと付き」
自宅
  • 猫用フード 多め
  • 猫砂 多め
  • ペットシーツ 多め
  • 簡易猫トイレ
  • 防臭・処理用品
避難
  • キャリー
  • フード
  • 簡易トイレ
  • 猫砂・シート
  • 食器
  • 防臭袋
  • キャリーに薄手タオル1枚
  • 車載用防災用品を少量
  • 季節に合わせて暑さ・寒さ対策を入れ替え

見直し:3月・9月

印刷・ラミネートして使う、わが家の防災整理図。

この図は、記事のためだけに作ったものではありません。

印刷してラミネートし、備蓄の置き場所や、家族の目につく場所に置く予定です。

細かな品目を一つずつ読むためというより、何がどこにあり、誰が持ち出すのかを、家族で確認するための「全体の地図」です。

図が受け持つのは、今の備えと置き場所です。

何年も先の期限は、別の仕組みに任せることにしました。

整理して分かったのは、防災で難しいのは、何を買うかだけではないということでした。

買ったあとも、必要なときに使える状態で残っているか。

私が整えたかったのは、そこでした。

01 「全部を一つに詰める」のをやめた

以前は、一つの防災リュックに必要なものをすべて入れようとしていました。

けれど、それでは重くなりすぎて、いざというときに持ち出せません。かといって軽くすると、家に残す備えが足りなくなります。

そこで、用途と置き場所で分けました。

防災は、全部を一つに集めるのではなく、持ち出す・分担する・家で備えるで整える。

この考え方に変えてから、持ち出しリュックは現実的な重さになりました。

ただ、図は「今、どこに何があるか」を教えてくれます。

それがいつまで使えるかまでは、教えてくれません。

02 管理するのは、長く動かないものだけ

備蓄の期限管理を始める前に、何をこの仕組みに入れるかを決めました。

基準は、食べ物か日用品かではありません。

家の中で、何か月も動かずに置かれるものかどうか。

日常的に飲む水や炭酸水などは、別の仕組みで管理しています。消費の速さから、次に買う時期を決めているものです。

同じものを二つの場所で数えると、いつか数字がずれます。そして、どちらが正しいのか分からなくなります。

そのため、動くものと止まるものを分けました。

期限管理の仕組みに入れるのは、日常ではほとんど減らず、置いたことを忘れやすいものだけです。

すべてを管理しようとしないことも、続けるための設計でした。

03 発送された記録を、もう一度書き写さない

備蓄管理が続かない理由の一つは、登録が新しい家事になることです。

買うたびに、品名、数量、購入日、期限を書き写す。それを何年も続けるのは、私には難しいことでした。

そこで、手入力で在庫登録するのをやめました。

代わりに使っているのが、Amazonから届く発送済みメールです。

発送済みメールには、商品名と数量が記載されています。その情報を読み取り、在庫の記録へつなげています。

発送された時点で、在庫登録の元になる記録はすでに届いています。私は、同じ情報をもう一度書き写しません。

すでに家にあったものは、写真を撮り、読み取った内容から登録しました。

ただし、すべてを自動化したわけではありません。

実物にしか書かれていない日付を確認すること。使ったものを知らせること。最終的に何を管理するか決めること。

外から分からないことだけは、人の仕事として残しています。

04 購入日だけでは、本当の期限は分からない

今回、最も扱いが難しかったのが期限の計算でした。

発送日は分かります。けれど、その商品がいつ作られたのかは、発送済みメールからは分かりません。

実物を確認すると、推定した期限と差がありました。

栄養調整食品は、発送日から安全側に仮置きした期限が2027年2月23日でした。実物の表示は「27.2」。年月表示のため、2027年2月末として登録しました。

この商品の差は5日でした。

一方、カセットガスは、もっと複雑でした。

手元にある二つのロットを確認すると、製造から購入までの期間は、約2か月半のものと約2年2か月のものがありました。

同じ種類の商品でも、購入時点までに経過していた期間が大きく違います。

日本ガス石油機器工業会は、カセットボンベを製造日から約7年以内に使い切るよう案内しています。ただし、メーカーによって異なる年数が表示されている場合もあるため、実際の製品表示を優先します。

購入日から7年で計算すると、製造から購入までの期間を、そのまま長く見積もることになります。

ここから分かったのは、保存期間が長いものほど必ず大きく外れる、ということではありません。

購入日と製造日の差は、商品やロットによって違う。購入日だけでは、正確な残り時間を判断できない。

ということでした。

実物の日付が分かったものは、そちらを優先します。分からないものは、購入日から安全側に短く見積もった期限を仮置きします。

すべての品を細かく確認するのではなく、長く動かないものや、期限を外したときの影響が大きいものだけ、最初に実物を見る。

これが、わが家の判断基準になりました。

05 通知は二度だけ。止まったことにも気づけるようにする

期限が近づいたら、LINEに通知が届きます。

届くのは、30日前と7日前の二度だけです。

毎日通知するようにはしていません。通知が多すぎると、本当に必要なものまで見なくなるからです。

同じ期限について、一度送った通知を繰り返し送ることもありません。

備蓄を使ったかどうかは、仕組みの外からは分かりません。使ったときは、通知内のリンクから自分で知らせます。

押し間違いで在庫が減らないように、確定前には確認画面を挟んでいます。

もう一つ必要だったのが、仕組みそのものの見守りでした。

エラーが0件でも、安心とは限りません。

処理そのものが止まっていれば、エラーも0件のままだからです。

そこで、48時間以上動いた形跡がなければ、停止の可能性を知らせるようにしました。

備蓄は、数年間ほとんど動かないことがあります。

「異常なし」と「そもそも動いていない」を分けることも、期限管理の一部でした。

まだ、本番の通知は一度も届いていません

通知と消費操作は、テスト用の在庫で確認しました。

けれど、実際の備蓄を対象にした期限通知は、まだ一度も届いていません。

現在の予定では、最初の30日前通知は2027年1月末です。

備蓄の管理は、作ってすぐに結果が出るものではありません。何年も使いながら、初めて分かることもあります。

それでも、今のうちに整えておいてよかったと思っています。

リストは、今日の自分が、家にあるものを確認するために作れます。

けれど、備蓄で本当に難しいのは、何年か先の、忘れたころです。

その日の自分は、今日決めたことを覚えていません。

だから、覚えていなくても困らないようにしました。

一度整えて、次から考えなくていい場所を増やす。

備蓄で減らしたかったのは、何年も先まで「思い出しておく仕事」でした。

見直しは、3月と9月。

次に図を開くとき、今日の細かな判断を忘れていても大丈夫です。

未来の自分に必要なことだけ、仕組みが知らせてくれるようにしてあります。

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